特徴:下記の三段階の総合プランだ。
5〜7年前の日系企業進出ブームがあり、日系企業の得意分野は川上と川中のプラン(利益追求型)だけだった。その大部分の企業はすでに失敗している。其の結果、現在、日系企業の間では今後「中国進出への有無」が慎重になっている。この反省点を踏まえて、弊社プランは「川下部分」までの「三段階/総合プラン」だ。特に、川中、川下プランに重点を置いている。これは日系企業独自、あるいは民間企業だけではこのシステムプランは作成のできない部分だ。そこには、最初から地方自治体(公的機関)及び「中国企業」の協力体制が必要となってくる。
弊社は日系企業と中国企業そして公的機関を結ぶ“絆”作り専門の企業だ。この総合システムプランでは新農業政策に力を入れている公的機関の援助がその基本となっているので、このビジネス地域は特定化されてくる。
1) Phase I&II : 川上部分,「IT野菜工場」の建設と運営(数社参加、投資家募集)
2) Phase III &IV : 川中部分, 販売(自社販売店舗など含む)と流通(株式上場準備、企業多数参加)
3) Phase V : 川下部分, 総合プラン、地域開発の一部分(株式上場)
江蘇省野菜事情
1)浙江省:
a ) 浙江省在の農業経営者(東大&千葉大出)所有の土地、建物[事務所、製造工場(空き)、社員寮、倉庫などを利用(無料に近い賃料)してIT野菜工場の“実験ミニプラント及び、研究・開発”の場、面積は100〜200平方m。これを日中の私企業協力体制で建て、運営を計画。
b) すでに浙江省からは、この事業向け、助成金、最大3,000万円の許可取得済み、 現在、この実行にむけて、最終プランを作成中。これに協力できる日系企業を募集中。合併企業設立。日系企業と協力して、本格的な「IT野菜工場」建設予定。このモデル工場(川上部分/Phase I)を建設して、総合プラン(Phase V)に向けてスタートしていく。この土地候補: 浙江省の農業試験区域付近に確保済み。約2万平方m。
c ) 冷凍食品企業(現在、全量の野菜を冷凍にして商社経由と委託生産で日本に輸出)この経営者は参入を検討中。
d) 2014年度から自社ビル内で日系企業関係者(野菜のバイヤー)を招いて超新鮮野菜の試食会を定期的に開催。
2)江蘇省: 進行中
★Member of ARI Group
特別顧問
Hatazawa Tom (旗沢徹 写真:章坤良)