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EU、一部の中国製太陽光パネルに反ダンピング関税徴収へ
2013年 12月 3日16:51 / 提供:新華網日本語

 【新華社ブリュッセル12月3日】欧州委員会は2日声明を発表し、今月6日から「価格約束」に参与していない対欧州輸出の中国製太陽光パネルメーカーに対し、2年にわたりアンチダンピング税及び反補助金関税を徴収する決定を下した。

 当日の声明に基づいて、欧州委員会は今年8月から「価格約束」に参与した中国企業のリストを確定し、またこの課税措置は「価格承諾」に参加していない中国企業のみに適応されると伝えた。EUのアンチダンピングの懲罰的関税率は47.6%に達するという。

 今年の8月2日、欧州委員会は中国・欧州の太陽光発電製品貿易紛争が「価格約束」の形式で「友好的な解決方案」を達成させたと宣言しており、その核心的内容は中国製太陽光パネルの輸出メーカーが最低価格を設定し、すなわち欧州で販売する製品の価格はこの最低価格より低くすることはしないというものだ。欧州メディアの報道によると、EU向けに製品を販売する中国製太陽光パネルの輸出メーカーのうちの70%が「価格約束」に参与しているとのことだ。

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