【新華社北京11月20日】中国検索エンジン大手・百度や中国ＥＣ大手?アリババグループと比べ、中国インターネット大手?騰訊（テンセント）のインターネット金融分野での動きは、周到な準備とタイミングで進められている。19日付中国証券報が伝えた。

　メディアの報道によると、騰訊傘下の財付通小額貸付有限公司の設立が正式に承認され、法定代表者・董事長・総経理はいずれも馬化騰氏で、登録地は深セン市前海特区である。これにより、騰訊はアリババ、百度に続き、小額貸付会社を設立したインターネット大手となった。

　騰訊は財付通小額貸付会社の位置づけについて、騰訊傘下の中小規模の電子商取引業者と個人の電子商取引業者に対する貸付業務を提供するとしている。騰訊は他にも、家電通販サイト「易迅網」、Ｃ2Ｃ電子商取引サイト「拍拍網」、Ｂ2Ｃサイト「ＱＱ網購」といった電子商取引プラットフォームを運営している。