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省エネ・エコ先端技術が、第15回中国国際工業博覧会日本館に登場
2013年 11月 5日16:33 / 提供:
日本館の受付

 第15回上海中国国際工業博覧会が5日午前、上海新国際博覧センターで開幕した。日本貿易振興機構(JETRO)が主催する「日本館」も同時に開幕した。今年はジェトロが主催する日本館の6年目だ。今回、出展した日本企業と地方政府機構が44あり、計82ブースで、日本省エネ・エコ業界でトップレベルを代表する科学技術と設備を持ってきた。ジェトロも、中日両国企業が環境保護分野で協力を促進するように交流プラットホームも作り上げた。

 今年、日本館に出展した44の企業と地方政府機構は、主に土壌修復、汚水処理、廃気処理、固体廃棄物処理などでの技術、製品とサービスなどを展示する。特に汚水と廃気の処理など生活と関わる処理技術は、多くの来館者の注目を集めた。例えば、協和機電工業の汚水処理は各種工場が排出した汚水を処理して、ROフィルムの高度処理を経て、直接飲める水になる。

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協和機電工業ブース

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説明する松本光春商店の責任者

 日本館を回って、松本光春商店のブースに至ると、その空気浄化機は面白い。市場で販売されている空気浄化機と違って、同社の責任者によると、取り込み、匂い除去、集塵三つの機能を兼ねて、広い空間でのウィルス除去と殺菌に用いられるが、直径が0.25μm以下の粒子状物質を取り込むことができる。つまり、PM2.5より10倍小さな粒子状物質を取り込むことができる。また、そのフィルターは、掃除すれば繰り返して使用できる。 使用が現在のエアコンのように、便利で、コストを節約でき、省エネの趨勢に符合する。

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説明するジェトロ上海事務所の三根伸太郎所長

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三菱総合材料管理のブース

 今年、日本館のもう一つの特徴は、中日両国企業の環境保護分野での交流を促進することにプラットホームを築き上げた。ジェトロ上海事務所の三根伸太郎所長によると、工業博覧会期間で、日本館の展示以外に、中日環境保護技術マッチングイベントとフォーラムを開催し、中日両国企業の交流を促進する。日本の一部の環境先進年は長期にわたって、環境公害問題と戦っている間に、大量の経験を累積し、関係技術を改善した。これらの経験と技術は、中国の現在の環境エネルギー問題に対応する時、非常に役立つと思われる。これで、ジェトロは中日両国の省エネ・エコ分野での協力に橋を掛けて、中国の調和の取れる環境の発展に貢献していく。

(編集:曹 俊)

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