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明治粉ミルク、中国市場から撤退=明治乳業日本本部
2013年 10月 24日15:55 / 提供:東方ネット

 

 新浪財経が、明治乳業日本本部に確認したところによると、明治乳業は中国粉ミルク市場から撤退するこが分かった。中国粉ミルク市場の競争が激しく、粉ミルクの生産コストが上昇し、中国市場で利益を上げることが難しいからだ。

 また、明治乳業日本本部によると、今回は販売を休止するだけで、中国粉ミルク市場の変化によって、新たに再開する可能性もあるという。

 『朝日新聞』でも、このことを報じていた。明治は、朝日新聞の取材に対し、現在の在庫がなくなり次第、中国での販売を休止することを認めた。撤退する理由については、明治乳業は東京電力第1原発の事故や、日中関係の悪化の影響を受けて売り上げを落としていたということだ。

明

明治乳業(上海)貿易有限公司の公告

 2007年、明治乳業は上海で『明治乳業(上海)貿易有限公司』を設立し、中国乳製品市場に進出した。2011年に、日本製「明治ステップ」粉ミルクから微量の放射性セシウムが検出されてリコールした。明治乳業は中国での名誉に影響した。今年8月7日、明治乳業など粉ミルクブランドは、中国発展改革委員会の反独占調査に遭って、2012年度の売上の4%を罰金として、値下げ案で対応しなくてはならない。

(曹 俊)

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