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明治乳業が中国から撤退か
2013年 10月 24日14:19 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 国内外の粉ミルク生産企業が相次いで中国市場に力を注いでいる中、早い時期に中国に進出した明治乳業が中国市場から撤退する可能性が出てきた。明治中国側は23日にインタビューを受けた際、この問題について明らかにしなかったが、業界の関係者は「その可能性がある」としている。

 明治乳業は2007年に本格的に中国市場に進出した。2011年に同社製品『明治ステップ』から微量の放射性セシウムが検出されたため製品を回収しマイナス影響を受けました。今年、中国が行った粉ミルク製造業に対する独占禁止法にもとづく調査では、明治乳業も対象内となりましたが処罰はされなかった。

 中国からの撤退について、乳業の専門家である王丁棉氏は23日「ほかのメーカーと比べ明治乳業の中国における経営方法は保守的で柔軟性が不足しているが、中国市場では人気がある。続ければ市場シェアを失うまではいかない」と分析している。

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