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中国、資本市場における両岸間の協力強化に積極的姿勢
2013年 10月 19日16:33 / 提供:新華網日本語

 中国証券監督管理委員会(証監会)の劉新華副主席は16日、厦門(アモイ)市の劉可清市長と会見した際、「証監会は両岸(大陸部と台湾)の連携強化を力強く後押しする方針である。厦門は台湾側の証券先物取引機関との交流に積極的に取り組む必要がある」と述べた。中国証券報が伝えた。

 近年、両岸間の証券先物取引に関する業務の交流は頻繁になる中、厦門と台湾は両岸経済協力枠組協議(ECFA)の下、両岸の資本市場の連携をより一層強化する事をめぐる協議を行った。厦門国際信託有限公司と台湾の上場金融グループ・永豊金融控股の子会社が合弁でファンド会社を設立する計画は、すでに証監会の審査をクリアしている。両岸金融センターの設立・開発を担当している厦門金園投資集団と永豊金融控股もまた、台湾資本による持株率51%の証券会社の設立をめぐり、コーポレート・ガバナンスや経営方針ですでに合意に至っており、『海峡両岸サービス貿易協議』が正式に施行されるのを待って、上級機関に報告する予定である。