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上海浦東ソフトウェアパーク 3段階の建設計画
2013年 9月 27日9:58 / 提供:人民網日本語版
 2013年中国スマートパークサミットが9月25日、上海浦東ソフトウェアパークで開催された。全国各地の業界専門家、科学技術パーク、著名な企業代表者ら300人余りが一堂に会し、中国のスマートパーク建設のルートを模索した。国際金融報が伝えた。

 中国国家級パークはすでに300カ所以上に、省級パークは1000カ所以上に達している。現在建設を申請しているスマートパークのうち、国家級パークは63カ所のみだ。スマートパークはIT分野の投資総額だけでも、2012年に500億元(約8000億円)を突破した。

 上海浦東ソフトウェアパーク匯智ソフトウェア発展有限公司の劉辛培董事長は、同パークを代表して、「国家級ソフトウェア産業拠点、上海市初のスマートパークの建設試験地として、上海浦東ソフトウェアパークは建設・模範効果を外に広げ、理論・実践の研究と模索を実施している」と説明した。

 劉董事長はまた、上海浦東ソフトウェアパークの段階的な建設について、「第1段階ではモノのインターネット、クラウドコンピューティングなどの技術を採用し、パーク内の既存のソフト・ハードおよび技術システムの計画・改良・統合を実施し、5大サービスモジュールを結びつけ、スマートパークの原型を形成しスマートサービスを提供する。第2段階ではビッグデータ技術を採用し、パーク内の大量のデータを集約し、そのデータの発掘・分析利用・共有を進め、パーク発展の方針決定をサポートする。第3段階では、引き続き各スマート技術の発展を掘り下げ、各データの共有と分析利用を深化し、入居企業のスマートサービスと公共サービスの内容を豊富化する」と述べた。

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