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上海のエネルギー消耗はニューヨーク、東京を遥かに超え、天然ガスと電力がお勧め
2013年 8月 29日16:44 / 提供:東方ネット

 現在、上海はPM2.5を代表とする複合型空気汚染問題が日々厳しくなっている。上海市政協が28日、第13回4次常委会議を開き、空気の質、水環境、土壌汚染問題などの専門調査研究結果を発表した。上海の空気の質汚染の原因で、石炭、ガソリンの大量消耗が主因と判断された。

 今回の調査は4月からスタートした。調査によると、現在上海の空気の質は全国の中等水準で、PM2.5の数値は周辺都市より低いが、日本、欧米など発達した都市より2〜3倍高いという。

 エネルギー消耗の強度を下げるため、研究者は天然ガス、電力の消費比重を向上させるよう建言した。現在、上海天然ガスのエネルギー消費での比重は8%以下で、ニューヨーク、ロンドンなどの国際大都市の天然ガス比重は30%だという。同時に、上海の電力消費のエネルギー消費での比重は35%以下で、世界の発達地域のこの数値は45%〜50%で、専門家はこれらエネルギーを石炭の代わりにし、工業と交通分野の電化水準をアップさせるようアドバイスした。

(編集:兪静斐)

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