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中国電信、網易と共同でメッセージアプリ「易信」を発表
2013年 8月 21日16:07 / 提供:新華網日本語

 中国通信キャリア大手の中国電信(チャイナ・テレコム)とポータルサイト運営大手の網易は19日に共同で、スマートフォン向けのメッセージアプリ「易信」を発表した。20日付中国証券報が伝えた。

 「易信」は機能面では、中国のインターネットサービス大手・騰訊(テンセント)が提供する無料コミュニケーションアプリ「微信(WeChat)」と似てる部分が多いものの、その大きな違いは、「易信」のユーザーは中国移動(チャイナ・モバイル)や中国聯通(チャイナ・ユニコム)などの通信キャリアを使用しているユーザーとも無料でショートメッセージやボイスメッセージのやり取りを行うことができるという点である。

 テンセントが以前発表したデータによると、「微信」の国内外を合計した月間アクティブユーザー数は2億3580万人に上る。類似商品として、小米科技が提供しているグループメッセージアプリ「米聊(Miliao)」のユーザーも4000万人を超えており、1日あたりのアクティブユーザー数は400万人に達している。業界では「易信」の提供開始は、「微信」に対する挑戦であるとの見方が広まっている。