2013年 8月 9日13:30 ／ 提供：中国国際放送局日本語放送

　中国とEUはこのほど、中国製太陽光パネルのダンピング問題について、和解案で合意に達したが、生産能力が過剰であることやEUの反ダンピング・反補助金調査の影響を受け、中国の太陽光パネルの輸出は急激に落ち込んでいる。今年上半期、中国の太陽光パネルおよびその構成部品の輸出額は65億2200万ドルで、30.97％減少している。そのうち対EU輸出が58.33％、対米輸出が48.9％減少した。

　これをうけて、中国の太陽光パネル産業の発展のため、政策を調整する必要がある。中国機電製品輸出入商会はWTOルールに適合する太陽光パネル輸出を計画しています。国家レベルの太陽光パネル検査所と認証機関を設立し、正当な競争によって輸出秩序を標準化する。また、業界の技術が発展することや、ブランドの確立、管理レベルのアップなどについて指導する予定だ。これは、中国の太陽光パネル輸出に対する整理統合の始まりでもある。