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鉄道の貨物輸送から中国経済の運行状況を観察 
2013年 8月 6日9:27 / 提供:新華網日本語

  鉄道貨物輸送は中国経済の「バロメーター」だ。記者は先日アジアで最大な貨物輸送列車チーム編成センターである武漢北駅を訪れ、この中国経済を観察する「窓口」から現在の経済運行状況を覗えた。

 湖北省統計局の葉青副局長は、中国の鉄道運送の中で、石炭、石油、食糧などの大口物資が主体を占め、鉄道輸送における石炭が全国の石炭の50%以上を占め、中国のエネルギー消費が石炭を主としており、鉄道貨物輸送量の変化が比較的敏感に経済の変化を予め示すことができると紹介した。

 記者は武漢北駅で、ここの鉄道線路は100余本あり、数千メートルの幅が十分にあり、レールが交差し伸び広がって、数百輌の車両がここで自動的に分かれ、再編成されており、盛観を呈する様子を観察した。武漢は中国最大な鉄道中枢都市のひとつで、武漢を経由する中国の全ての省の貨物列車がほぼ全てここで再編成?発送されるという。

 今年の1−7月、武漢北駅は1日当たり17815両を処理し、去年の同時期には、積み込み作業を行う車両数が1日当たり18300両を上回り、前年同期比で3%以上を下回っており、これは中国鉄路総公司が公布した全国鉄道貨物輸送のデータと一致している。  武漢北駅の彭安平駅長補佐は記者にこのように述べた。2008年以降、成都、重慶、蘭州、ウルムチと西安などの西部地域への貨物輸送列車数の上昇幅が明らかだと感じられる。鉄道システム全体の中で、同じ西南成都鉄道局の鉄道輸送能力と輸送容量との矛盾が最も際立っているようだ。

 彭安平駅長補佐は「西部への輸送貨物は主に鋼材、自動車や工業製品で、これはこの数年西部地域の経済発展情勢がすばらしく、西部大開発の建設の足並みが加速していることを物語っており、これはこれらの地方のGDPデータとも一致しています。」と述べた。