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上海最大のショッピングモールの環球港がオープン
2013年 7月 8日17:04 / 提供:東方ネット
上海風チャイナドレス、民楽、七弦琴と博物館、美術館や絵本など

 この2日間、上海の各デパートで最も人気なのは中山北路、寧夏路の交差点にあるオープンしたばかりの環球港だ。統計によると、6日、7日の1日当たりの顧客数が20万人を超えたが、普通の大型ショッピングモールの1日当たりの顧客数は3万人前後である。

 業界関係者によると、高強度のマーケティングで、オープンしたばかりのモールのほとんどは売上が好調だが、長くみれば、モールは消費者意見によって直ちに調整し、「開業の好調」から「毎日の好調」に変わるはずだ。

どこでも渋滞だ

 環球港の人気は上々で、周辺の交通に巨大な圧力をもたらした。車で行った消費者は「ショッピングモールは目の前にあるが、車がなかなか入れない」と嘆く。

 もう一つ、消費者を困らせるのは「モールが大きすぎる」ことだ。総面積が48万平方メートル、6階建ての環球港は歩行トンネルの距離が9千メートルある。オープンしたばかりで、指示のロゴ、フロアガイドも不足しており、店舗の分布が初期計画に程度で、消費者は「店舗の分布が乱れて、探すのにちょっと面倒くさい。歩くのも疲れる」とネットで書き込んだ。

 業界関係者によると、実体商業のメリットは体験だ。体験の第1歩はモールにあるコールデザインにあり、つまり、「消費者に便利に回らせること」だ。

ブランドの位置付けは全業態をカバー

 消費者が環球港に殺到するもう一つの要因は、多くのグルメブランドが開業5割引という促販のためだ。そのうち1人当たりの消費額が200元以上のビジネスブランドもあれば、1人当たりに10元以上の軽食ブランドもある。

 だが、現場で安いものを食べるのはやさしいことではない。ドリンク店舗の前で、数十人の長蛇の列ができた。1本のドリンクを買うのは半時間以上待つ必要がある。一部のレストランは電話予約を受けず、現場で順番を取るという形だ。人が多すぎて、サパーが昼から番号を取り始めて、午後3、4時になって、番号の発行を停止するようになる。消費者をがっかりさせるのは、割引の促販を出した一部のレストランがオープンしていないことだ。環球港によると、開業していないブランドは関係優遇を延期するという。

文化の特色が同じものを避ける

 文化は環球港の一つの特徴だ。モールにある博物館、美術館、演芸スペースなどは多くの消費者を魅了させた。だが、文化芸術空間によって、その人気は一致していない。環球港博物館で開催されている上海都市風貌展で、上海県城廂租界全図、清代末の上海南京路の道路舗装用のセイロンテツボクレンガなどの展示品は消費者に興味津々にさせた。だが、7日午後、モールの外広場で行われた東南アジア風バンドのショーは人気不足で、出演者は一生懸命だが、見る人は少ない。「暑いから、立っているのはちょっと・・」と、通りがかった消費者は話していた。

(編集:曹 俊)

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