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中国、華為などへの欧州委の制裁関税発動用意を非難
2013年 5月 16日9:55 / 提供:中国国際放送局

  中国外務省の洪磊報道官は15日北京での定例記者会見で、「欧州側が貿易保護主義措置を取らないという約束を守り、中国企業のビジネスに公平かつ合理的な環境を提供するよう期待する」と述べた。

 中国の通信機器メーカー、華為技術と中興通訊が中国政府からいわゆる不当な補助金を受けている疑いがあるとして、欧州委員会が制裁関税を発動する用意をしているということについて、中国側はどう反応するのかとの記者からの質問に対し、洪磊報道官は、「中国の通信機器メーカーは市場経済の原則に則って国際的な経営をしており、中国と欧州の通信分野における協力は双方の経済貿易関係の発展を促し、世界のモバイル通信設備の発展と応用を推進し、互恵ウィンウィンの成果を収めている」と述べた上で、「欧州側が双方の経済貿易関係の大局から出発して、貿易保護主義を導入しないという約束を守り、中国企業に公平かつ合理的な環境を提供するよう期待する」と述べた。