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上海広告市場白書が発表され、国内企業が海外企業に「負ける」
2013年 3月 29日16:47 / 提供:

 上海市工商局が発表した『2012年度上海広告市場状況報告』によると、昨年、上海の外資系投資の広告企業の売上は同期比9.7%増で、全市の平均水準を超えたが、国内広告企業の売上は同期比5.6%減少した。

 外資系広告企業の各項目の1人当たりの指標とも国内企業を超えた。昨年の上海外資系広告企業の1社当たりの売上は2.7億元で、1社当たりの利潤は1607万元となり、国内企業の16.4倍、12.6倍だった。1人当たりの売上と利潤は415万元、24.4万元で、国内企業の3.4倍、2.6倍だった。外資系広告企業の複利費用は24.7万元で、国内広告企業の3.4倍となった。

 現在、上海の広告企業の従業員は21.4万人いるが、1社平均で僅か3人の従業員しかいない。外資系広告企業の創意デザイナーや業務職員が74%を占め、一方、国内企業の比重は僅かの57%である。しかし、国内企業の管理者と他の職員の比率は43%を占め、外資系企業より17ポイント高く、ある程度で広告企業の「想像力」を束縛している。

 競争が激しいが、新メディア昨年の広告収益は良かった。白書によると、昨年の上海の報告登載サイトの経営者数は103.5%増で、2656社に達し、全市のインターネット広告メディア経営者の売上は18.3億元、同期比81%増で、売上は初めて紙のメディアを超えた。現在、インターネットメディアの広告市場シェア率は2011年の10.6%から2012年の16.4%に上がった。一方、上海の紙のメディアの売上は初めて減少し、上海の各新聞社の昨年の広告収入は17.8億元で、同期比12.6%減少した。

(編集:兪静斐)

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