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BRICsの対アフリカ海外直接投資シェアが上位に
2013年 3月 26日17:18 / 提供:新華網日本語

  国連貿易開発会議(UNCTAD)が25日発表した最新の『世界投資トレンドモニター報告』によると、投資の総残高及び投資流量両面から見て、BRICs諸国はみな対アフリカ海外直接投資(FDI)国家の隊列の先頭に躍り出た。

  今回の「BRICsとアフリカ」をテーマにした報告によると、2011年対アフリカ海外直接投資を行う上位20国のうち、投資流量では中国、インド、南アフリカがそれぞれ4、5、17位を占め、投資残高では南アフリカ、中国、インド、ロシアがそれぞれ5、6、7、15位を占めた。

  報告によると、BRICsの対アフリカ投資プロジェクトの大部分は製造業とサービス業で、アフリカにおける雇用の生成と、産業の成長にプラスの影響をもたらしている。

  報告は次のように現れている。2010年、BRICsが対アフリカ海外直接投資の総残高に占める割合は14%で、投資流量におけるシェアは25%に達した。アフリカ緑地投資プロジェクトにおけるシェアは2003年の19%から2012年の約25%に成長した。

  報告はBRICsの海外直接投資全体の状況にも考察を行っている。それによると、過去10年でBRICsへの海外直接投資は2倍余り増加し、2012年には2630億ドルに達し、世界の海外直接投資流量におけるシェアは2000年の6%から2012年の20%に増加したが、BRICsの海外直接投資も2000年の70億ドルから2012年の1260億ドルに成長し、世界の海外直接投資流量の9%を占めているという。