Home > ニュース > 経済IT  > 香港、3年連続でグローバル化が最も進んだ経済体を保持
香港、3年連続でグローバル化が最も進んだ経済体を保持
2013年 2月 26日17:01 / 提供:新華網日本語

 大手会計事務所アーンスト?アンド?ヤングが25日発表した年度グローバル化報告によると、香港が3年連続で世界60の最大経済体の中でグローバル化指数が最高位にランキングされたとのことだ。

 グローバル化指数は60の世界最大の経済体をカバーしており、当地の国内総生産(GDP)の各環節のグローバル化をそれぞれ計測し、その計算方法は貿易の開放性、資本・資金の流動性、科学技術?思想の交流、労働力の流動性と文化の融合度という5項目のグローバル化を駆動する要素に基いている。

 アーンスト?アンド?ヤング香港およびマカオ地区のリージョナルマネージング?パートナーである陳瑞娟氏は、調査の中で香港は主に科学技術?思想の交流において優れており、ランキングが離れている他の市場と比べて優勝であるので、香港はグローバル化指数のランキングが首位を維持できるのだと表明している。

 陳瑞娟氏はこのように述べた。特別区政府は、外資をひきつける方面で一層進取の態度を取った。それは四大支柱産業および優勢産業6項目を積極的に推進して、教育、創意産業の発展と革新などの促進を目指すことを含んだ。香港は貿易、資本?資金と科学技術方面におけるグローバル化点数は今後トップを保つものと見込まれている。

 陳瑞娟氏は、香港は中国内地と世界の他の地域との間の主な貿易と融資の架け橋となっており、1997年香港返還後推進した新しい措置により、その他の成長市場と比べて頭角を現わすことができ、中国のオフショア世界金融の中心となる役割を演じさせており、よってグローバル化のランキング1位を保つことができるのだと強調している。

 アーンスト?アンド?ヤングによる2012年グローバル化指数ランキング10位の経済体はそれぞれ香港(総得点7.81)、シンガポール(6.31)、アイルランド(5.63)、ベルギー(5.49)、スイス(5.3)、オランダ(5.19)、スウェーデン(4.96)、デンマーク(4.94)、ハンガリー(4.75)、イギリス(4.74)となっている。

関連記事