Home > ニュース > 経済IT  > 反腐敗が贅沢品の販売に衝撃?LVが中国での拡張を減速
反腐敗が贅沢品の販売に衝撃?LVが中国での拡張を減速
2013年 2月 6日15:35 / 提供:東方ネット

ルイ・ヴィトン上海プラザ66専売店(資料写真)

 フランスのラグジュアリー・ブランドグループのルイ・ヴィトン(LVMHと簡略)総裁のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)氏がこのほど、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)が、同ブランドが中国であまり普通になることを防止するように、中国大陸の2、3線都市の拡張スピードを緩やかにしたと発表した。だが、LVMH中国者はこれに評価をしていない。

 アルノー氏によると、グループはハイエンド商品ラインに力をいれ、ルイ・ヴィトンのトップブランドのイメージを維持する。既存の店舗をグレードアップし、新店舗の開設の拡張計画を実施しない。

 LVMHがこのほど発表した2012年決算によると、ファッション・レザー事業の収入が7%増えたが、2011年度の16%より伸び率が大幅に緩やかになり、利益の増加も2011年度の20%から6%に低下した。詳しいデータを発表していないが、LVMHグループの利益の半分以上を占めるレザーブランドのルイ・ヴィトンは伸び率の減少の最も大きな事業の一つと見られた。

 2012年の各ラグジュアリー・ブランドは売上の伸び率が緩やかになる趨勢がある。中国市場は経済低迷や政策環境の変化によって、贅沢品消費への衝撃が小さくない。中国消費者の趨勢の研究に従事するロンドンMintel研究機構最高中国市場ストラテジストのPaul French氏によると、反腐敗による贅沢品消費への衝撃によって、贅沢品ブランドが露光しすぎることを注意する必要があり、特にLVだという。

(編集:曹 俊)

関連記事