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都市住民の9割が「住宅価格が高い」と感じる
2013年 1月 28日15:41 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 世論調査機関の北京美蘭徳情報公司は27日、「2012年中国都市住民生活意識と生活状況調査報告」を発表し、9割の住民が住宅価格が高いと感じていることが明らかになった。

 サンプリング調査は昨年12月中旬から下旬にかけ、北京、上海など18の都市に住む20歳以上の3620人を対象に、電話調査システムを使い実施したものだ。

 今回の調査で、回答者の50.0%が住宅価格は「高すぎて受け入れられない」、39.8%が「高めだ」と答え、住宅価格が「適切」と答えたのはわずか8%だった。

 都市型でみると、直轄市の住民で住宅価格が高いと思う人は76.7%で、省レベル都市の52.5%、地域レベル都市の39.2%に比べても、明らかに多くなっている。

 また、地域では住宅価格が「高すぎる」と思う人が東部で62.3%と、中部の32.6%、西部の45.7%を上回っている。

 調査の参加者は住宅価格のリバウンドを心配しており、52.2%の人が「より厳しい住宅価格統制政策」に期待している。

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