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上海の地域本部経済は「千時代」に入る
2013年 1月 25日16:58 / 提供:

 世界での売上が160億ドルに達する自動車部品の巨頭?デルファイが、傘下の電子/電気システム事業部のグローバル本部を嘉定の国際自動車城に定着させ、そしてCEOのAbulaban氏は長期的に上海に在住し、管理グループをリードして世界の20カ国?50カ所以上の生産拠点と研究センターを管理している。

 実は、多国籍企業は上海を中国そしてアジア太平洋地域の投資、管理「中枢」にすることが、だんだん常態化してきている。上海市商務管理委員会の最新データによると、2012年末までに、1000社以上の多国籍企業が上海に進出した。投資企業が265社、多国籍企業の地域本部が403社、研究センターが351カ所、95%以上の地域本部は2種以上の本部機能を持っている。アメリカ、ヨーロッパと日本企業が、総数の83%を占め、そのうちの82社は世界トップ500企業で、上海の地域本部経済はすでに「千時代」に入っている。

 同データによると、地域本部経済の外資利用金額は上海外資利用総額の約20%を占めた。2011年の上海納税企業トップ100の中で9社は多国籍企業の地域本部で、IBM、ロレアル、フィッリプス、小松、クラフト、資生堂、スウォッチ、ファイザー製薬、エクソン・モービルなどは市場の測量竿であり、納税のリード企業であり、そして上海国際金 融、貿易、航運センター建設のシンボルでもある。

(編集:兪静斐)

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