記者が１６日に開かれている２０１２年中国インターネット産業年会から得たところによると、去年中国のスマート端末の出荷台数は２．２４億台を上回り、世界最大のスマートフォン生産国となったとのことだ。

　モバイルネットワークは現在産業パターンやネットユーザーの行為を変えているところだ。２０１２年、中国のモバイルネットワークにおけるユーザー数、アプリケーションレベル、端末の普及、市場の規模などがいずれも急速な増加態勢を現している。中国ネットワーク情報センターのデータによると、去年の１２月末時点で、我が国の携帯電話によるインターネット利用者数は４．２億人を上回り、ネットユーザーに占める割合が７４．５％に上昇したという。

　オープンプラットフォームとアプリケーションストア・モデルが率いる下、モバイルネットワークは音楽、ＥＣ（電子商取引）サイト、ゲーム、探索などの分野における産業価値が際立っている。２０１２年、ｉＰｈｏｎｅ、ｉＰｏｄ　ＴｏｕｃｈやｉＰａｄはプラットフォーム上で合計７３万件を超えるアプリケーションがオンラインであり、中国移動（チャイナモバイル）ＭＭプラットフォーム上のアプリケーションは１５万件近くとなっている。　　

  注意すべきなのは、２０１２年には微信（WeChat）ユーザーが２億人を突破し、従来の音声、ショートメッセージの業務に対して強烈な衝撃を与えていることだ。　

  業界では、２０１５年までに中国のモバイルネットワーク市場の規模は４２９６億元に達し、アクティブユーザーは８億人を上回るものと見込んでいる。