世界最大級のオンライン旅行情報メディアTravelzooが３０日、アメリカCNN傘下の旅行メディアとアンケート結果を共同で発表した。中国大陸の観光客は、海外旅行でのショッピング支出がアジア太平洋地区でトップとなり、１回当たりのショッピング支出が８７４ドルで、５５４７元に相当する。

　日本人観光客は１回当たり７２３ドルで、オーストラリア観光客は６６８ドルとなる。

　世界贅沢品協会のデータによると、中国人観光客は２０１２年春節で、ハイエンドの贅沢品ブランドでの支出が７２億ドルで、史上最高となった。世界観光機関によると、中国の海外観光客の人数は２０２０年に１億人を突破すると予測した。

　このような消費力を持つ中国人観光客に対して、各国が中国人観光客の「財布」をつかむよう方法を考えている。欧州観光委員会は今年初頭、新しい中国語ポータルウェブサイトを打ち出して、中国市場を重点にする。ヒルトンホテルは中国人観光客を対象にして、中国式ティー、中国語チャンネルと中華料理などを出した。

　同調査によると、中国大陸の観光客の目での上位５位のショッピング目的地は、香港、アメリカ、フランス、日本とイタリアだった。

（編集：曹　俊）