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ニューヨーク証券所、30日も休場
2012年 10月 30日13:44 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 大型ハリケーン「サンディ」の影響を受け、ニューヨーク証券取引所は29日の休場に続き、30日の取引も全面的に中止することが分かった。天候の状況を見て、31日に再開する見通しだ。

 今回の取引中止は、「9・11」事件以来初めてとなり、天候が原因による中止は1985年以来27年ぶりだ。また天候が原因で2日間にわたり休場となったのは、1888年以来初めてとなる。

 現在、大型ハリケーン「サンディ」の影響を受け、ニューヨーク市内の鉄道や公共交通機関が運行を中止しており、空港でも多くのフライトが欠航となっている。一部の低地に住む人々には避難命令が出され、ニューヨーク証券所など重要な金融機構が立ち並ぶマンハッタンのウォール街も強制非難区域とされている。

 気象専門家は「アメリカの東海岸は人口密度が高いため、今回の『サンディ』の被害額は10億ドルに上る可能性がある」として警戒を呼びかけている。

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