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中国の外貨準備残高は3兆3千億ドルに迫る
2012年 10月 22日9:11 / 提供:

 

 中国人民銀行(中央銀行)によると、9月末時点で、中国の外貨準備残高は3兆2900億ドルで、第2四半期(4〜6月)末の3兆2400億ドルより500億ドル膨らんだ。新華社が伝えた。  

 貿易黒字拡大と元安予測薄れに守られて、第3四半期に中国の外貨準備はプラス成長を取り戻したが、長期的にいうと、外貨準備増の減速は定まり、将来は小幅変動すると見られている。  

 昨年第4四半期に、中国の外貨準備は同年第3四半期より205億ドル減少し、1998年ぶりの前四半期比減少になった。年初来で、外貨準備は第1四半期(1〜3月)に1238億ドル膨らんだが、第2四半期にマイナス成長に陥り、第1四半期末より650億ドル減り、第3四半期末にプラス成長を取り戻した。  

 一方、今年9月末現在の中国の金融機関の外貨保有ポジションは8月末を1306億7900万元上回る25兆7707億6200万元に達した。

(編集:章坤良)

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