国家発展改革委員会環境資源局の趙鵬高副局長は23日、「2011年から2015年まで、生活ゴミの無害化処理のため、500億元（日本円でおよそ6250億円）を投入する」と述べた。

　趙副局長は広西チワン族自治区の南寧市で開かれた第9回中国・ASEAN博覧会で明らかにしたものだ。

　趙副局長はその中で、「中国では、一家族が1日に約1キロの生活ゴミを排出している計算になる。2011年、全国範囲で回収された3億トンの生活ゴミのうち、1億5700万トンを無害化処理した。そして2015年までの第12次5ヵ年計画の期間中、中央政府と地方政府はそれぞれ、60億元と450億元を拠出し、生活ゴミの無害化処理事業への支援に充てている」とした。