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マイクロソフトとPPTVが提携 世界を視野に
2012年 7月 26日14:11 / 提供:人民網日本語版

 米国のマイクロソフト社と中国のオンラインテレビサービスPPTVはこのほど、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「ウィンドウズ・アジュール・プラットフォーム」を土台としたPPTVのクラウドプラットフォームを世界規模で展開することについて、戦略的協力覚書に調印した。PPTVのアジア向けテレビネットワークのクラウドプラットフォーム「PPTV ATN」は今後、ウィンドウズ・アジュール・プラットフォームを土台として、第三者であるコンテンツプロバイダーやサービスプロバイダーに向けて、まったく新しい、開放された世界規模のテレビ向けクラウドエコシステムやワンストップ式のテレビ向けクラウドサービスプラットフォームを構築していく。「人民日報」海外版が伝えた。

 PPTVは今後、今回の提携を契機として、まったく新しい業務モデルを世界でうち出し、業務の範囲を拡大し、ひいてはグローバル化発展戦略を推進したい考えだという。マイクロソフトと中国の新興メディア産業とがクラウドコンピューティングプラットフォームをめぐって協力するのは、今回が初めてのケースとなる。

 マイクロソフトの張亜勤グローバルシニア副総裁は、「クラウドコンピューティングは新世代の情報技術の神経中枢であるということは、すでに各界の共通認識だ。クラウドコンピューティングに基づく応用プラットフォームには、強い地域性や現地ならではの特色がある。マイクロソフトは中国の各分野や各産業の協力パートナーと協力を展開して、ウィンドウズ・アジュールの中国での発展を積極的に推進している」と述べた。