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日本大手養老グループ・木下の介護、まもなく、中国養老市場に進出
2012年 6月 10日16:48 / 提供:

 老齢化社会に入った中国で、どうすれば養老するか?現在、新しいチョイス・日本式養老施設が選ばれる。日本では介護業界の老舗で、日本介護業界の前10位に入る大手養老グループである木下の介護は中国において、北京木下医療科技有限公司を設立し、中国の養老市場に進出する。中国の高齢者は日本式養老施設で晩年を送れる。 

 日本式養老施設の特徴は居住者の一人ひとりが、ともに支え合い、助け合いながら、安心していつまでも楽しく暮らすことができる街づくりだ。そのため、一つごとの施設に日本式まちづくりの最先端を導入した。それは、住み慣れた地域で必要なサービスをうけながら暮らし続けることを目指す。したがって、木下の介護が考える高齢者施設は高齢者が安心して居住できる建物構造と必要なサービスを使用できる機能を備えた高齢者専用の住まいでありながら、かつ、地域の福祉・医療・交流の拠点も兼ねる。つまり、高齢者施設は、高齢者が「その人らしく」「元気に」「いつまでも」生活するためのシステムを構築する拠点であり、高齢者を含む全ての住民の交流の場として、街の中核となるのである。そこで利用できるサービスは、日本で提供されている高級老人ホームや要介護者向け老人ホームに加えて、地域の在宅に向けた訪問介護やデイサービス、シニアマンションが挙げられる。いずれのサービスも、地域の高齢者をさせる有益なサービスとなると考える。 

 そして、施設内に映画館、プール、診療所、看護、バー、娯楽センターを配置する。 

 木下の介護は日本で70事業所を運営し、入居定員は3500名、従業員は2300名を超える。現在、2大ブランドを有し、一つは“リアン(LIEN)”であり、フランス語で「絆」を意味する。もう一つは“ライフコミューン(Life commune)”といい、英語の「ライフ」と「コミュニティ」の造語である。木下の介護の戦略は、人口密度が高い商圏での効率的な集客、顧客の経済的事情または心身の状況に応じた幅広い顧客層の確保、運営効率を向上する。東京の一等地である銀座のそばで「ラトゥール豊洲」を運営しており、日本でも最高峰の住まいとサービスを提供している。高収入の顧客の認可を得た、いくつかの世界500強企業の創始者も相次いで当該施設に入居し、広い好評を得た。 

 木下は、日本式高齢者住宅事業のノウハウを持って、中国の高齢者に笑顔を届けたいと願っている。日本語の“介護「KAIGO」”という単語が、“寿司「SUSHI」”のように世界の標準語となると真剣に考えている。

(編集:曹 俊)

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