一.欧米・日本との輸出入額の比重が下落
2011 年中、 2 月を除き、上海税関の単月の輸出入額はともに二桁成長を遂げた。中には、 7 月の輸出入額は史上最高の 741.6 億元でした。
過去一年、上海税関の輸出入の一大特徴は、対EU、アメリカと日本の三大先進経済体の輸出入額が全体に占める比重が引続き下落したこと。データによると、 2011 年上海税関が対EU,アメリカと日本の輸出入額はそれぞれ 1781.8 億米ドル、 1360.2 億米ドルと 1085 億米ドルで、前年度比それぞれ 15.6 %、 15.3 %と 18.4 %増だった。合計の輸出入額は同期の上海税関の輸出入総額の 52 %を占めて、前年度の比重より 1.1 のポイントを下落した。
2011 年、上海税関が対アセアン、ラテンアメリカと韓国の輸出入額はそれぞれ 861.1 億米ドル、 493.4 億米ドルと 454 億米ドルで、前年度比がそれぞれ 24.8 %、 32.5 %と 8.4 %増だった。
二.大口商品の輸出の成長が著しい
輸出について、機電製品と労働密集型製品の輸出は全体の成長スピードより遅れた。一部の大口商品に輸入成長は著しい。
2011 年、上海税関の機電製品の輸出は 2928.5 億米ドル(前年比 15 %増)、税関全体の輸出入額の成長率より 3.1 ポイントを遅れた。
大口商品の輸入は著しい成長を見せた。中では、未鍛造銅及び鋼材、一次形状のプラスチック、鋼材、精錬油、鉄鉱砂と綿の 6 類輸入額が多い商品の合計の輸入額は 467.9 億米ドル、前年度比 23.8 %増。輸入の平均価格も平均で 2 桁高くなった。
また、 2011 年上海税関の主要消費品の輸入も高いベースの成長を見せた。自動車、ダイヤモンド、服装と時計の輸入額は前年度比それぞれ 46.3 %、 67.4 %、 70.4 %と 71.5 %増だった。