２３日、胡潤百富ランキング（中国富豪ランキング）の完全版が北京で発表された。現在、資産が１００億元（１元＝約１２円）を超える中国の富豪は既に１２９人に達している。同データによると、これは「公開されている『百億元富豪』」だけで、「資産を公表したがらない」隠れた富豪を加えれば、資産が１００億元を超す中国の富豪は少なくとも２６０人前後いる、と語った。　

　胡潤は以前「百富ランキング」上位５０位のリストを発表し、梁穏根氏（三一グループの創始者）、宗慶後氏（娃哈哈の会長）、李彦宏氏（百度の創始者）がそれぞれ７００億元、６８０億元、５６０億元の資産で上位３位をランキングした。そして今回発表された完全版のリストによれば、上位１０００位にランクインした企業家の平均資産は５９億元で、ランクインのハードルは２０億元だった。

　不動産は今年「百富ランキング」全体の中で、上位１０位のハードルと平均資産が最も高い業界で、最低は依然として飲食業界だった。娯楽業界が生み出す富豪が最も若く、しかも娯楽業界の上場会社の割合が最も高い。上場会社の割合が最も低いのは鉄鋼と飲食業界だ。

（編集Y）