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華為、沙鋼、蘇寧がトップ3に=中国民営企業500強
2011年 8月 30日15:41 / 提供:

 

 中華全国工商業連合会は昨今、2010年民営企業500強リストを発表した。トップ3は華為技術有限公司、江蘇沙鋼集団有限公司、蘇寧電器集団だった。

 500強は売上高に基づくもので、リスト入りの最低条件は昨年50億6000万元(1元=約12円)で、前年より14億元多かった。500強の売上高合計は6兆9849億3200万元に達し、1社当たり139億7000万元で、前年を47・48%上回った。売上高100億元以上の企業は前年の126社から220社に増えた。売上高が1000億元を超えた企業は4社で、うち華為技術が1851億7600万元で第1位となり、江蘇沙鋼鉄が1786億2400億元で第2位、蘇寧電器が1562億2300万元で第3位、聯想控股有限公司(レノボ)が1466億9700万元で第4位となった。

 500強の資産規模も大きく拡大した。合計資産総額は5兆8824億8000万元に達し、1社当たり117億6500万元で、前年を50・90%上回った。資産総額が1000億元を超えた企業は8社で、そのうち海航集団有限公司が2017億8700万元で第1位だった。

 業種別にみると、500強は製造業が圧倒的に多く、329社に上り、前年より5社増えた。地域別にみると、500強は主に東部地区、特に浙江、江蘇両省に集中しているが、西部地区のリスト入り企業が大幅に増え、東部と西部の差が多少縮まった。

(編集:章坤良)

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