「先月、シャネルのジャンボが好きで買いたいと思っていたが、この数日前、専売店に行くと、値上げをしていたのでびっくりした。わずか十数日だけで、２５％もアップした。気分が悪くなった」と、ネット利用者の「兔宝」の驚喜さんはそう書き込んだ。

  シャネルがまた値上げをしたか？１１日、シャネルプラザ６６の専売店に聞くと、スタッフは「４月２８日からクラシックタイプの価格を調整し、２０〜３０％値上げをした」と確認した。

  関係者によると、シャネルの今回の価格調整はグローバル市場に及んだ。アメリカ、カナダ、中国香港なども同様である。また、Dior、LV、Celineなどラグジュアリーブランドの一部の商品も相次いで値上げをし、約１０％アップした。そのうち、LVは今年３月から、全面的に値上げし、５％アップした。Celineの人気バッグはこのほど１０００元前後値上げした。Diorのクラシックタイプも約５％アップした。また、フランスのエルメスも値上げをした。バッグ以外にベルトも１０００元前後値上げした。

  ネット上のフォーラムにおいて、ラグジュアリーブランドのファンは、調整後の価格を比べている。シャネルのこれらの商品で、中国大陸市場のアップ率は中国香港、イギリスロンドンなどより低い。たとえば、シャネルのクラシックタイプ・２．５５は、香港で２４％、中国大陸で２２％前後値上げした。

  ラグジュアリーブランドが値上げをした後、香港、海外で代理ショッピングをする売り手は代理が難しくなり、顧客が中国大陸デパートに転戦すると語った。

（編集：曹　俊）