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パナソニック、世界初の二眼式3DカメラをBIRTVに出展(写真)
2010年 7月 21日8:35 / 提供:中国国際放送局
 パナソニック社は、8月23〜26日北京で行われる「第19回北京国際ラジオ映画テレビ設備展示会(BIRTV)」に世界初の一体型二眼式3Dカメラレコーダー「AG-3DA1」を出展すると発表した。20日北京で行われたニュースリリースで明らかにされた。

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 今回のニュースリリースは、隣の陳列ブームと「AG-3DA1」による生放送でつないで行われ、パナソニック中国放送システム販売公司の大西歩太総経理はBIRTVに出展予定の製品説明を行った。

 これまでの3D撮影はカメラ2台を同時に使用する方式を取っていたが、レンズ、カメラとメモリーを一体にした3Dカメラ(AG-3DA1)のリリースで、より安く、より持ち運びしやすい形での3D撮影が可能になったという。なお、3Dカメラ(AG-3DA1)はこの9月に世界で同時発売され、中国市場での販売価格は20万元(欧米では2万1000ドル)という。 

 昨年のハリウッド3D映画の人気上映を背景に、2010年は「3D元年」と言われており、3Dテレビの市場規模も膨らみつつあり、2012年までに1200万台に上ると見込まれている。パナソニック関係者は同社の家庭用3Dテレビは年内にも中国市場で発売開始になると明らかにした。これに先立ち、同社の業務用3Dプラズマディスプレーは7月1日から受注を始め、世界最大となる152型を含めて、103型、85型の三種類が含まれているという。