Home > ニュース > 経済IT  > 中国最大の保税区、重慶で成立
中国最大の保税区、重慶で成立
2010年 2月 27日11:18 / 提供:中国国際放送局

 中国で最大規模の総合保税区となる重慶西永総合保税区が26日に誕生した。「iPhone 3G」のOEM生産を担当する台湾の富士康(FOXCONN)、台湾の企業グループである英業達(インベンテック)、HP(ヒューレット パッカード)など大手IT企業が相次いで保税区に移転した。

 同保税区は広さ10万平方キロで、電子情報産業を中心としている。2015年末までに、8000万台以上のノートパソコン生産能力を有し、年間生産高は5000億元(日本円でおよそ6兆円)の目標が出されている。

 保税区とは、国務院の承認により決められた税関の特別管理エリアで、保税区特別税収と外貨政策が適用される。保税区政策は2006年から実施され、現在までに、蘇州工業パーク、天津浜海新区、広西凭祥、江蘇昆山など合わせて9ヵ所に設置されている。

関連記事