工業・情報化省が3日発表したデータによると、国際金融危機の影響を受け、昨年（2009）、中国の電子情報製品の輸出入額は著しく減って年間7719億ドルとなり、一昨年より12.8％少なくなっている。

　類別から見ると、電子部品、電子材料などの輸出が大幅に減り、それぞれ2割と3割落ちています。そして地域別では、主な輸出先が欧米諸国に集中し、主な輸入先はアジア諸国。

　さらに、昨年下半期から、国内では外需安定政策の実施と国際市場の緩和により、月間の輸出入額の減り幅は日増しに縮小し、11月からはプラス成長を見せたという。