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中国、不動産バブルを抑制
2009年 12月 15日18:19 / 提供:

 中国国務院(政府)の温家宝首相は14日、国務院常務会議を開き、不動産市場の健全な発展を促進する政策措置を検討し、都市などのスラム街改造計画を全面的にスタートさせた。新華社が伝えた。

 会議では、安定した政策に基づき、有効な供給を増加するほか、市場管理を強化、関連制度の原則を整備し、土地・金融・税収といった手段の総合運用を継続することで、不動産市場に対する調整を強化・善していくことが要請された。

 中国の一部の都市や国有の工業地域、鉱業地域、林業地域、開墾地域には1000万世帯近くの住民がいまだにバラック小屋に住んでいる。会議では、5年がかりで都市などに集中するスラム街の改造を行い、条件の整っている地域では3年で改造を済ませることが決議された。

(編集:章坤良)