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中国乳製品業界、危機から脱出
2009年 7月 25日13:05 / 提供:

 中国乳製品工業協会の宋崑岡理事長は24日、「中国の乳製品業界は去年のメラミン混入による危機から抜け出した。品質は安全で、マイナス成長は終わった」と述べた。  

 北京で開かれている中国・ドイツ乳製品品質管理?安全フォーラムで述べたものだ。この中で、宋理事長は「今年第1四半期、中国の大手乳製品企業の生産額は350億元、日本円にしておよそ530億円に達し、去年同期より5%伸びた。生産量も去年同期より3%増の400万トンを超えた」と述べた。さらに「去年発生したメラミン混入事件の原因は、農家から原料を集める際の品質管理を怠ったこと、購入に当たって秩序も混乱していたことにある。今は、一連の規制?政策が実施され、農家の原料の品質は保障されている」と強調した。

(中国国際放送局)