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広東企業の養老保険基金総額=1340億4000万元
2009年 2月 12日9:00 / 提供:

新華社広州特電

 10日、記者が広東省人民代表大会常務委員会から得た情報によると、昨年9月までに広東省の企業養老保険基金総額は1340億4000万元に達し、07年末のそれと比べ、192億8000万元増加し、上げ幅は16.8%だ。

 広東省政府は広東省人民代表大会常務委員会に回した「広東省社会保険基金の07年度決算と08年第1四半期予算執行情況の審議意見に関する処理情況報告」によると、昨年9月までに広東省の企業養老保険に加入した在職者数は2199 万人で、07年末と比べ、366万7000人増加し、上げ幅は20%だ。失業保険に加入した人数は1474万1900人で、07年末と比べ、165万9000人増加し、12.68%増えた。うち、失業保険に加入した「農民工」(都市で働く農村出身の臨時労働者)の人数は572万2600人で、07年末と比べ、105万6600人増加し、上げ幅は 22.64%に達した。広東省地方税務機関は昨年1〜9月、社会保険料を計633億 8000万元徴収し、07年同期のそれを18.8%上回った。  

  報告によると、今年、広東省は社会保険の普及を推進し続け、より多くの「農民工」を促して企業労働者の基本養老保険に加入し、人民全体の医療保険を推進、より多くの労働者を失業保険の対象にする。うち、条件に応じたすべての最低生活保障対象、重度身障者および低所得者の60歳以上のお年寄りは直接都市住民の基本医療養老保険の対象となり、各クラス財政と基本医療助成金によって保険関係費用を負担され、個人は関係費用を納める必要がない。養老保険の省クラス管理を強化するために、広東省は今年から、各市の納めた省クラス養老保険調整基金の比率を3%から9%に引き上げることにした。  

  広東省は医療保険基金の残高情況と医療消費レベルにより、タイムリーに医療保険の待遇レベルを高める。適切に調整基金で医療費用を支払う年間最高限度額を引き上げ、労働者医療保険は原則的に8万元を下回らず、住民医療保険は原則的に6万元を下回らない。適切に調整基金で医療費用を支払う比率を高め、労働者医療保険は原則的に75%を下回らず、住民医療保険は原則的に55%を下回らない。  

  報告によると、昨年1〜9月、広東省の各クラス労働保障監察機関は関係企業 4485社を促して労働者24万2200名のために社会保険関係費用を4608万2400 元納めた。昨年上半期、広東省では関係企業計1030社は社会保険に加入しないといった労働法違反行為で罰金を1549万8100元課された。