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貴州、景勝地資源・土地の譲渡を禁止
2007年 5月 25日9:16 / 提供:

 景勝地の健全な発展を促進、資源の持続可能な利用を実現するために、貴州省は関連法規を公表し、いかなる名義と方式によって景勝地の資源と土地を譲渡してはならないほかに、景勝地のプロジェクトのフランチャイズ期限は20年を超えてはならないという。

  貴州省建設庁の李光栄庁長は先般開催された貴州省第10期人民代表大会常務委員会第27回会議で20年間の努力を経て、貴州景勝地の資源の保護、開発、建設は一定の成果をとげており、06年までに国家クラス景勝地は13ヶ所、省クラス名所は59ヶ所、景勝地面積は1.04万平方キロあまり、全省国土総面積の5.83%を占めた。

  また、同氏によれば、近年、貴州の景勝地は現地社会経済の発展をけん引した反面、経済利益を追求するために、景勝地企画を無視、無秩序的開発をし、人工化や都市化などの問題を招いた。

  景勝地管理を強化、資源保護と経済発展の関係をスムーズにするために、省政府は省人民代表大会常務委員会に引き渡された「貴州省景勝地条例(草案)」でいかなる名義と方式によって景勝地の資源と土地の譲渡を禁止するほかに、景勝地のプロジェクトのフランチャイズ期限は20年を超えてはならず、特定プロジェクトのフランチャイズ期限は15年を超えてはならないという規定を明確にした。