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中国、大面積なCEB水稲の試験栽培、成功
2007年 1月 11日9:00 / 提供:

  栄養価が普通の米より高いCEB水稲が先般北京などの市場に出回っている。中国科学院院士の田波教授は、これを中国微生物技術研究の農産物開発分野での新たなレークスルーにまとめた。

 CEBは人体の機能に有益な細胞栄養素で、CEB水稲は自然の成長中に細胞栄養素を摂取し、抗酸化因子SODを含め、人体の体力と免疫力を高め、抗疲労能力をも強めることができる。

  早くも1986年3月に、武漢徳潤生物技術有限公司のシニア専門家、中国科学院武漢植物研究所の植物遺伝学専門家だった張政銓、聶開印夫婦は、世界で初めてCEB生物技術を発見、1993年6月に海南省でCEB水稲を試験的に栽培。数年間にわたった普及を経て、吉林、江蘇、湖北などで5万ムーの栽培面積に達している。

 武漢大学テストセンターの実験結果によると、こういう水稲は米の品質が大きく改善され、米の栄養価を高めることができる。CEB米百グラムの中で、SOD含有量が30000単位以上に達し、普通の米ではSODの含有量はごく少ない。