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三峡船舶水門通過時間、予定時間より80分間短縮
2006年 8月 22日8:50 / 提供:

 4ヶ月にわたる試験を経て、三峡船舶は新たな施工期内に4クラス運営方式を踏襲、船舶通過時間が設計時間より80分間短縮、水門の運営効率を大幅に高めることができるという。

 増水期後、三峡工事貯水高度を156メートルに引き上げるために、中国長江三峡工程開発総公司は9月15日、三峡五クラス連続水門南線第1?第2水門の後続作業を進め、北線水門は運営を始めた。1年の工期内に水門通過能力は大幅に減少する。

 初歩設計方案どおりに135メートル〜139メートルの水位条件下で最高水位は45.2メートル、4クラス運営方式を採用、通過時間は3時間。156メートルの条件下で最高水位は47メートル、5クラス方式を採用、後備水門が第1水門のかわりに働く。したがって船舶は三峡水門を通過した際、当面の4クラス運営より一つの水門多く、通過時間も30時分延長、後備水門(事故検査・修理用)の開閉は40〜50分間がかかるため、正常な運営時間よりはるかに長い。同方案を採用すれば、船舶通過時間は70〜80分間長い上、安全問題もある。

  運営効率を高めるために、中国三峡総公司、長江三峡通航管理局、長江水利委員会などが試験を重ね、中間クラス水門の開閉方式を調整、4クラス運営、塞き止め方式の安全保障性を論証、水門通過時間が設計時間より80分間短縮していることを確認した。  

 当面、関係部門は関連技術試験に力を入れ、水門通過時間をさらに短縮する計画だ。