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長江デルタ、都市間軌道14本建設へ
2006年 4月 6日9:05 / 提供:

  市街地の交通渋滞を緩和するために、長江デルタの一部の都市はそれぞれの都市軌道交通計画を急いで立案している。調べによると、向う5年間、上海、南京、杭州、蘇州をメーンとする長江デルタの都市は都市間軌道14本を敷くという。

  都市軌道とは都市の公共交通システムにある地下鉄、LRT(ライト?レール?トランジット)などを指し、多くの輸送手段のうち、著しい優位性をもって経済が相対的に発達する長江デルタの一部の都市が交通対策を練る場合の重要な選択肢となっている。 4日、南京で行われた「南京浦鎮軌道交通車両有限公司」の契約式での取材によると、向う5年間、都市軌道5本を抱える上海市は近く、更に8本を敷き、2010年万博開催前に、都市軌道11本を整備する。長江デルタの2番目の地下鉄を持つ都市として、南京は現在、第2本目の都市軌道を建設しており、同時に、在来の地下鉄を延長させ、市街地の交通渋滞を緩和しようとしている。

  また、長江デルタの杭州、蘇州、寧波、無錫などの都市も都市軌道建設を計画している。杭州は5年内に都市軌道2本を建設し、その全長が80キロ以上に達する。蘇州市の軌道建設計画が専門家の審査で認可され、意外な事情がなければ、LRT1号、LRT2号の2010年開通が有力視される。無錫、寧波も2010年までに、独自の都市軌道を建設しようとしている。