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春秋航空が前言撤回、「水は出します。持込はご勘弁」
2006年 1月 8日9:38 / 提供:

 2006年1月から飲食物の機内持ち込み禁止と、ミネラルウォーターの無料サービスを取りやめる方針を昨年末に発表した春秋航空は5日、紙コップに注ぐ形で飲料水の提供を続行することを明らかにした。飲食物の機内持ち込み禁止も、「注意を呼びかける」という表現に改め、「禁止」の文字を撤回した。春秋空港の今回の発表は、専門家から「消費者の選択の自由を妨害する行為だ」との指摘を受けるなど、各方面からの抗議の声に対応した措置と見られる。   

 春秋航空の王正華?董事長は、「需要に応じた飲料水の提供」を今後の方針に掲げるとして、のどの渇きが少ない冬季は使い捨て紙コップで飲料水を提供することを明らかにした。また、需要の多い夏季は、従来どおりペットボトルでの提供を考慮しているという。   

 飲食物の機内持ち込みに関しては、「客室乗務員が『友好的で礼儀ある』態度で、乗客に持ち込まないようにお願いします」と説明した。