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グッドイヤータイヤ会社 アジア太平洋地域本部を上海に
2005年 4月 6日15:18 / 提供:

 タイヤ生産量が世界で最も多いグッドイヤータイヤ会社は4月1日、今年第二四半期に同社のアジア太平洋地域本部を上海に移転すると発表した。世界中のタイヤ大手会社のうちで、アジア太平洋本部を上海に設立する初の多国籍企業となる。

 責任者によると、上海は同社にとって最も優れたビジネス環境、例えば豊な技術ヒューマンリソースと関係サポートを提供でき、これらの有利な条件はグッドイヤー社の投資と中国市場で主導的地位確保を加速することになる。

 上海に設立されるグッドイヤー社のアジア太平洋地域本部は、2004年に13億ドルの売上げをあげたアジア太平洋地域の販売市場とアジアにある10社の生産企業を管理するようになり、また昨年購入したオーストラリア南パシフィックタイヤ会社も管理対象となる。

 アジア太平洋地域本部を上海に移すことを発表したと同時に、これから中国での原材料購入を増加する予定も明らかにした。これまでグッドイヤー社が中国で購入する原材料は総量の1%を占めたが、2010年までに10%まで増える見込みだという。

 (編集:楊 李)