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最初の6ヶ月辛抱できず、上海の二つのショッピングモール休業
2004年 12月 15日10:08 / 提供:

先日、業内からの情報によると、今年明けに上海で同期に開業した4軒のショッピングモールの2軒は正式に休業した。他の2軒も調整を急いでおり、新しい競争力を増強して、より大きな衝撃を避けている。しかも、上海百貨商業業界協会の統計によって、今年の1〜3四半期には、上海主要の48軒の会員企業中、19軒の企業の売上高は同期と比べて減少し、20軒の企業は9月の売上高は同期より下回った。その中、あまり10軒の大型商業集団の7軒は1〜3四半期の売上高は同期と比べて減少した。上海の伝統的なデパート業は大規模に「厳冬季節」に臨んでいるようだ。

今年明けの3,4月には、4軒の大型のショッピングモールは上海で開業した。それは四川路の銀虹ショッピングセンター、南京路の韓港城、浦東の中融デパート、また?北の上海名品デパートだった。しかし、半年程の営業後、今、韓港城は既に正式に休業して、四川路の銀虹ショッピングセンターも休業調整中だ。この二つの黄金地段の大型デパートは最初の6ヶ月の「最も困難の新生期」を辛抱できなかった。 

実は、韓港城の開業も順調ではなかった。開業前、不動産のトップの仲盛集団は上海で始めての韓国城を設置するニュースがずっと注目されていが、開業を控えるときに、デパートの名前は「韓港城」に変わって、このデパートには正統な韓国商品は少なく、5%ぐらいしかなかった。銀虹ショッピングセンターにすれば、この項目の投資は4億3千万元くらいだった。投資の方は上海の同市資金で、高級ファッション商品の定位だった。このショッピングセンターの向こうは香港新世界集団の「パリ春天」ショッピングセンターで、また、「東宝百貨」といろいろな名品専売店も周辺にある。このような競争相手は長期に割引で販売する手段をもって経営していたから、銀虹ショッピングセンターは開業の頃から多大な挑戦を受けていた。

そして、浦東の中融ショッピングモールは、開業の際、「百盛」となど有名な本土企業から多数の高層管理者をヘッドハンティングしたけれども、現在、これらの管理者は次から次へと立ち去ってしまった。新しい調整を準備している。情報によると、この所の目標は「太平洋」デパートに似るファッションショッピングセンターというモードで経営し、中高レベルの消費者をターゲットにするそうだ。?北の上海名品デパートのことになると、2003年7月一度休業したが、華東電器集団に買収された。今年4月に改めて開業してから、初期は周辺の強い実力の商家に打撃を与えていて、今、新たな調整を準備している。一線ブランド商品の比率が上がって、35%くらいに達しようとしている。地下鉄1線北延伸段の開通に従って、将来、周辺の客流量は増えるようになるかもしれない。

  業内関係者によると、現在のデパートはほとんど単純に場所とカウンターを賃貸する手段で、自身の経営能力は強くない。よって、消費者の好むブランドがなければ、デパートの収益は悪化してしまう。その他、実力の強い企業は自分の巨大な販売ネットをよく使って、ブランドの供給業者を束縛して、競争価格の優勢を獲得する。しかも、Outletという業態はますます繁盛していることも伝統的なデパートに対する新しい衝撃を増している。こんな状況では、新生デパートの市場圧力は甚だ大きい。統計によれば、上海の社会小売り額は総体上昇の勢いで、ハイエンド消費とスーパーマーケットなどは主要な成長点になった。 

(編集:徐 佳)

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