Home > ニュース > 経済IT  > 台湾企業投資の新しい特徴:揚子江デルタに根を下ろす
台湾企業投資の新しい特徴:揚子江デルタに根を下ろす
2004年 10月 25日16:23 / 提供:

 「今年1〜6月に、揚子江デルタ地域に投資した台湾企業は大陸への投資総数の70%を占めた。10年前は、台湾企業が投資するのに最も多い地域は広東だった。現在、揚子江デルタ地域は台湾企業を引き付ける独特な方法がある。」と長期にわたって、台湾企業を研究する台湾東華大学人文社会科学院院長高長教授は24日、述べた。

 汕頭で「海峡両岸ハイテク産業交流と提携発展シンポジウム」に参加している高長氏はインタビューされた際、台湾企業の大陸での投資はここ数年、新しい情勢が見られる。投資が揚子江デルタ地域に集中しており、投資企業を現地化し、投資主体が拡大し、集中効果が出るようになった。今年1〜6月で、上海と江蘇に投資した台湾企業が、大陸に投資した総数の58.4%を占め、浙江に投資したのは9.3%となり、あわせて70%に迫った。と同時に、広東に投資した台湾企業は19.4%を占め、福建に投資したのは6%となった。1993年末には、広東に投資したのは大陸に投資する総数の33.1%を占め、江蘇と上海に投資したのは26.3%のみだった。

(編集:曹 俊)