中国聯通（チャイナユニコム）の４５億元融資の株式発行が成功した。今回の発行は中国本土Ａ株市場の史上最大規模の１回となり、年初以来の最大規模ともなった。

　 それは中国聯通が２００２年１０月はじめてＡ株を発行してからのもう１回の成功的な資本オペだ。５月１１日、中国聯通は深センで株主総会を開き、発行案、募集資金の使用について表決を行い、両議案がそれぞれ９９．７７５％と９６．７８５％で可決された。６月２８日、中国証券監督管理委員会は中国聯通の発行を認可した。

　 今回の発行で、価格は１株３元、会社が発行説明書を掲載するまでの２０日間のワーキングデーの取引平均価格に比べ、２０．４％割引した。その価格は投資の価値が高く、そして、募集資金の利用が会社の収益を増やし、したがって、今回の発行案が流通株主の歓迎を得る。 ７月７日の購入スタートから、投資者の購入は活発化し、新しい『証券投資基金法』により、販売引受会社の持ち株をする基金管理会社５社が聯通の発行を放棄する状況下で、７月２０日までに、流通株主が１３．３億株（発行総数が１５億株）を購入し、わずか１１％の余った株式が販売引受業者によって買い取り販売される。上記の割合はそのほかの会社の割合を下回る。