上海市とアラブ首長国連邦のアブダビ市は18日、上海市役所で「経済貿易戦略的協力パートナーシップの樹立に関する覚書」を締結しました。

　両市の経済貿易上の協力や交流の強化、金融市場や機関の協力の強化、エキシビション·コンベンション産業と観光業の協力プラットフォームの構築、長期的な意思疎通と協力のメカニズムの構築の4点が覚書の主な内容となっています。

　今年1月から11月までに、アラブ首長国連邦企業から上海への投資額は3000万ドルに達し、昨年同期に比べ10倍となり、同国から上海への商品輸出額は8億7000万ドルに上り、昨年同期に比べおよそ2倍になりました。一方、上海からの輸入額も19億3000万ドルに上り、昨年同期に比べ5.6％増えました。