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商務部:輸入強化は中国が世界経済の発展に向けて発信するポジティブなナシグナル
2014年 11月 21日15:29 / 提供:新華網日本語

  【新華社北京11月21日】商務部対外貿易司の江偉副司長は20日、昨今の世界経済情勢が不透明な状況のもとで、中国政府が「輸入強化」措置を率先して提唱したことは、世界経済の発展に向けて発信したポジティブなシグナルであり、責任ある大国としての動きでもある、と述べた。

  江偉副司長は中国政府網のゲストとして、国務院弁公庁の輸入強化に関する若干の意見について深層から詳しく説明した。江偉副司長は、今年に入り中国の輸入が低速で発展する『新常態』(ニューノーマル)に入ったことは、中国経済の発展が比較的安定した、又は中速、低速の発展動向にあることを反映している、と述べた。

  税関データによると、今年1月-10月期、中国の輸入は1億6,300万ドルで、1.6%増加し、伸び率は昨年同期比で5.9ポイント減少した。江偉副司長は今年の輸入が減少した原因には主に次の点が含まれると分析した。中国経済の成長率が安定し、輸入に対する投資のけん引力が弱まった。国内生産による関連設備の輸入がやや減少し、中間製品の輸入の伸び率が中国経済の発展の影響を受けて低下した。大口の商品の価格下落によって、全体の輸入額が減少し、加工貿易の伸び率が落ち込んだ。


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