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IEA、2030年には中国が最大の石油需要国に
2014年 11月 13日12:11 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 国際エネルギー機関(IEA)は12日、ロンドンで、2014年版「世界エネルギー見通し」の報告書を発表しました。報告書では、中国が2030年ごろにはアメリカを超え、世界最大の石油需要国となるとの分析を明らかにしました。

 報告書によると、全世界の石油供給量は2040年に、1日1億400万バレルに達する見込みです。一方、全世界のエネルギー需要量の増加は緩やかになり、さらにはゼロ成長となると予測しています。この要因は、主要な需要国のアメリカ、EU、日本が長期的な需要減少の時期に入り、中国やロシア、ブラジルなどの新興経済国の需要量がピークになることによるものです。また、インド、サハラ南のアフリカ、東南アジア地域が、石油需要の成長を推進する主力になると分析しています。

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