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中国の月探査プロジェクト第3期、再突入·帰還飛行実験を行う試験機の打ち上げに成功
2014年 10月 24日14:43 / 提供:新華網日本語

 【新華社西昌10月24日】北京時間2014年10月24日02時00分、中国が自主的に研究開発した月探査プロジェクト第3期の再突入·帰還飛行実験を行う試験機が、西昌衛星発射センターで運搬ロケット·長征3号丙を用いて打ち上げられ、近地点高度209キロメートル(km)、遠地点高度41万3000kmの地球-月移転軌道に正確に入った。中国の月探査プロジェクトが初めて実施した再突入·帰還飛行実験は初戦を勝利で飾った。 

 今回の任務は中国の月探査プロジェクト第3期における一度の重要な検証試験飛行だ。主な目的は、月探査宇宙船が再突入·帰還する肝心な技術を突破·把握し、嫦娥五号の任務に技術サポートを提供することだ。 

 計画によると、帰還飛行実験を行う試験機の飛行過程は約8日間で、地球-月移転、月付近でのスイングバイ、月-地球移転、再突入·帰還、着陸·回収などの五段階の実験を経た後、中国の内モンゴル中部地区に帰還するという。


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